Tag Archives: メリット

デメリットもあります

現在介護業界で増えている働き方が、派遣会社に登録して働く方法です。
常勤のスタッフと違って会社間で時間契約がされている為、1分でも残業したら残業代、休日に一瞬でも会社に呼び出されたら、休日出勤手当が確実に支払われるようになっています。常勤の正社員スタッフより比較的給与が高いのに加え、働いた経験は実務期間として認められるのです。よって、ケアマネや施設長等になるキャリアアップの道も開けています。
更に、職場が嫌になったのなら契約を打ち切って他の職場に行きやすい上、履歴書に辞職理由を書く必要が無いようです。この様に、まさに理想の働き方と思える派遣ですが、一つだけ問題があります。それはシフト制でスタッフが働く介護施設では、正社員を優先にシフトを組む事です。その結果、正社員が集まりづらい夜間、休みが集中する盆暮れ正月に、派遣スタッフの需要は多くなりやすくなるようです。時には、正社員の希望日時がバラバラだった為、今日は日勤、少し休んで夜から夜勤等、目まぐるしくシフトを組まれることもある可能性があります。
逆に、正社員が足りているからとの理由で、中々シフトに入れてもらえない場合もあるようです。よって、自分の身体リズムが狂ってしまったり、仕事を忘れてしまう人が多々いるのが現状のようです。しかし、万が一仕事を忘れてしまった場合、正社員で無い人は1分単位で給与を減らされるところもあるようです。つまり、メリットと思えた事がそのままデメリットにもなる、まさに自分の責任は全て自分に掛かってくる働き方と言えるでしょう。